【翻訳】LSVの戦乱のゼンディカーリミテッドレビュー 白②【CFB】
2015年9月30日 【リミテッド】この記事はhttp://umaburideckwin.diarynote.jp/201509221602038133の続きになります。是非そちらも併せてご覧ください。
《石術師の焦点/Lithomancer’s Focus》:3.0点
1マナのコンバットトリックはいつだって良いものだ。このカードとて例外ではない。
序盤の戦闘にならまず勝てるようになるし、終盤に無色の大型のクリーチャーとの戦闘でも一方的に負けることは無くなる。
無色の呪文によるダメージも軽減できることを覚えておけば、第一印象よりも柔軟な活躍を見せてくれるだろう。
《マキンディの巡回兵/Makindi Patrol》:1.5点
自軍に警戒を付与する効果は派手なものではないが、とりわけ同盟者デッキならそのアグレッシブな攻めのコンセプトとうまく噛み合っているので、常に3マナ2/3以上の働きを見せてくれるだろう。
このカードは同盟者なのだから、たとえこのカードの効果が効果的でなかったとしても、他の同盟者の効果を誘発させられるだけで優秀だ。
《オンドゥの大角/Ondu Greathorn》:3.0点
このカードはアグレッシブなデッキにピッタリだ。
ブロッカーとしては並みの性能だが、《柱平原の雄牛/Pillarfield Ox》(白の4マナ2/4バニラ)の系譜を亡き者にする強さは兼ね備えている。
防御的なデッキに採用する場合には、純粋な上陸クリーチャーとしてはやや評価を落とすだろう。
《オンドゥの蜂起/Ondu Rising》:3.5点
このカードはあまり好きになれないが、カードの性能自体は盤面を大きく揺るがすものだろう。
弱い覚醒カードなら唱えるのも躊躇するが、このカードは6マナで4/4速攻絆魂相当であるの加えて、自軍のクリーチャー全てに絆魂を付与するのだから破格のスペックである。
確かに絆魂は1ターンで消えてしまうが、少なくとも4点のライフゲインができれば十分だろう。
覚醒のモードは強力だが、2マナで早いうちに唱えてしまうことも時には重要である。
《次元の激高/Planar Outburst》:4.5点
相手の覚醒した土地は無視できないが、それでもこのカードの評価が下がることは無いだろう。
相手のクリーチャーをすべて破壊した後に、4/4のクリーチャーが無人の野を駆けるのだから弱いははずがないのだ。
このカードは5マナで唱えても8マナで唱えても強く、劣勢を跳ね返してくれることだろう。
唯一注意するならば、5マナで唱えるときに、自分もクリーチャーをコントロールしているとあまり大きな効果を望めない点で、相手が覚醒した土地をコントロールしているのであれば最悪の一言である。
《隔離の場/Quarantine Field》:5.0
白は強力な5点カードを手に入れた。
このカードは概ね6マナで唱えることになるだろうが、4マナや8マナで唱えても非常に強力である。
6マナで唱えたら相手の脅威を2つも処理することができ、6マナのカードスペックとしては破格の一言だ。
リミテッドでこのカードを用いたシナジーを考えるのは難しいが、昇華者で追放領域をを利用できるのは特筆に値する。
このカードに戦況をひっくり返される可能性は常に付きまとうが、神話レアというのもあって、他のボムカードに比べたら見かけることは少ないだろう。
《エメリアへの撤退/Retreat to Emeria》:3.0点
このカードは自身で並べた1/1クリーチャーを2/2に強化でき、能力が自己完結しているのが魅力である。
攻防に渡って多くのデッキで活躍することになるだろう。
産み出すトークンは同盟者であるため、同盟者デッキの完成度を引き上げることができ、同盟者デッキ以外でも1/1トークンを並べることで、常にプレッシャーをかけ続けることができるはずだ。
《乱動の報復/Roil’s Retribution》:1.5点
戦闘時にしか唱えられない呪文で5マナというのはいささか重い。
なぜなら、せっかく5マナを立ててこのカードを構えていても、相手はプレイングでケアすることができるからである。
このカードを構えているのに相手が攻撃してこなかったらそれは災難であるし、それは往々にしてこのカードをプレイする上で、目の上のたんこぶになりかねない。
このカードの強みは、2体以上の軽いカードを同時に破壊できることであるが、5マナという重さがその強みと噛み合っていない感は拭えない。
《物静かな使用人/Serene Steward》:2.5点
白に2マナ2/2のカードは欠かせない。それが同盟者であるのであれば尚のことだ。
このカードはライフゲイン手段が無くとも採用に足るスペックを有しているのである。
だからこそと言えば良いのか、ライフゲイン手段を得たときのこのカードの強さは隠れがちであり、ただの2マナクリーチャーとして評価されることも多いと感じる。
このカードは同セットの《二人戦術/Tandem Tactics》と相性が良く、お互いに低いマナ域のカードであるのもマナカーブ的には都合が良い。
ライフゲイン手段や同盟者のシナジーが無いのであればデッキから外してもかまわないが、それでも2マナ2/2の性能を買って採用されることになるのではないだろうか。
《影の滑空者/Shadow Glider》:2.5点
リミテッドにおいて3マナ2/2のフライヤーを採用しない理由は無いだろう。
重めのコントロールデッキなら採用されないことがあるかもしれないが、それでもなお採用を検討できるスペックであることは間違いない。
(※筆者注:LSVはこのカードを同盟者と勘違いしていたようですが、それではちょっと強すぎますね。)
《真っ逆さま/Sheer Drop》:3.5点
このカードは覚醒で唱えたらそれだけでゲームの主導権を握れるほどのスペックであるが、その覚醒コストも6マナと非常に現実的である。
序盤でも終盤でも活躍できる柔軟性と、そのパワフルさはコモンの域を完全に逸していると言っても過言ではないだろう。
問題があるとすれば、ライフが落ち込んでいるときに、本当に破壊したいクリーチャー以外が攻撃してきた時だ。
そうなるとライフを守るために攻撃してきたクリーチャーを破壊せざるを得ないが、そうなると本当に破壊しなければならいクリーチャーを破壊することができなくなってしまう。
白のコントロールデッキを組む理由になる程の強カードであるが、アグロデッキではそのテンポの遅さが致命的になってしまうかもしれない。
《大物潰し/Smite the Monstrous》:3.0点
このカードの点数は環境にどれだけ対象となるクリーチャーがいるかに大きく左右されるが、概ねほとんどのデッキに対象となるカードが2枚程度は入っているものと思われる。
序盤に何もできないカードではあるとは言え、対処すべきカードに対処できるのはこのカードの強みであるが、枚数を取りすぎるのは良くない。
デッキに採用するのは2枚程度に抑えるのが賢明だ。
《停滞の罠/Stasis Snare》:4.0点
インスタントタイミングで撃てる確定除去にケチの一つもある訳がない。
実際このカードは非常に強力で、何枚でも取りたい性能をしている。
《岩屋の衛生兵/Stone Haven Medic》:2.0点
このカードにはライフゲインとシナジーのあるカードが何枚かあり、その存在がこのカードの評価を上げている。
このカードはコントロールデッキにうってつけで、高いタフネスで序盤の攻勢をしのぐことができれば、能力以上のライフをもたらしてくれるはずだ。
コントロールデッキを組むのであれば、他の多くの2マナクリーチャーより優先されるだろう。
二人戦術/Tandem Tactics :3.0点
もしコンバットトリックのマーケットがあるなら、このカードは一番の人気商品だろう。
戦闘を重視するデッキには多くの軽量クリーチャーが採用されており、2体のクリーチャーが攻撃を重ねることも珍しくない。
そんなときにこのカードが真価を発揮するだろう。
そうではなくとも、このカードのには2点ライフゲインがあり、多くのカードとシナジーが望める。
このカードはコントロールデッキや、重いカードで戦うデッキを組む際には点数が一段階落ちるが、そのようなデッキですらこのカードが欲しくなる場面が多くあるだろう。
統一戦線/Unified Front :2.0点
このカードを採用するデッキは大きく二つあり、一つは3色以上のデッキで、もう一つは言うまでもなく同盟者デッキである。
前者の場合このカードはかなりパフォーマンスの高いカードになり、後者の場合は様々なシナジーが望めるだろう。
《コーの絡め捕り/Kor Entanglers》のような同盟者が戦場に出るたびに能力が誘発するカードを多く採用している同盟者デッキの場合、例え2色しか出なくとも優先的に採用されることになるはずだ。
白のトップコモン5選
白には多くの優秀なコモンが多くある。
中でも《真っ逆さま/Sheer Drop》は最も強力で、相手のクリーチャーを破壊しつつ3/3のクロックを用意できるのだから、コモンにはあるまじきスペックである。
優秀なコンバットトリックも《二人戦術/Tandem Tactics》と《石術師の焦点/Lithomancer’s Focus》の2種類を擁し、相手からすればどちらを構えているのか分からないといった状況に陥るはずだ。
《大物潰し/Smite the Monstrous》と《グリフィンの急使/Courier Griffin》は《真っ逆さま/Sheer Drop》に次ぐ性能で、どちらも十分なスペックを備えている。
《グリフィンの急使/Courier Griffin》は《影の滑空者/Shadow Glider》と《幽霊の歩哨/Ghostly Sentinel》を抑える性能で、まごうことなく白のトップコモンフライヤーであるが、環境次第ではその優先度が入れ替わることもあるだろう。
白には2マナの同盟者が多く、それらはアグレッシブなデッキとコントロールデッキの両方を支える屋台骨になってくれるはずだ。
以上翻訳
語り
《石術師の焦点/Lithomancer’s Focus》:3.0点
Lithomancer’s Focus / 石術師の焦点 (白)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受ける。このターン、無色の発生源からそのクリーチャーに与えられるすべてのダメージを軽減する。
1マナのコンバットトリックはいつだって良いものだ。このカードとて例外ではない。
序盤の戦闘にならまず勝てるようになるし、終盤に無色の大型のクリーチャーとの戦闘でも一方的に負けることは無くなる。
無色の呪文によるダメージも軽減できることを覚えておけば、第一印象よりも柔軟な活躍を見せてくれるだろう。
《マキンディの巡回兵/Makindi Patrol》:1.5点
Makindi Patrol / マキンディの巡回兵 (2)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight) 同盟者(Ally)
結集 ― マキンディの巡回兵か他の同盟者(Ally)が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは警戒を得る。
2/3
自軍に警戒を付与する効果は派手なものではないが、とりわけ同盟者デッキならそのアグレッシブな攻めのコンセプトとうまく噛み合っているので、常に3マナ2/3以上の働きを見せてくれるだろう。
このカードは同盟者なのだから、たとえこのカードの効果が効果的でなかったとしても、他の同盟者の効果を誘発させられるだけで優秀だ。
《オンドゥの大角/Ondu Greathorn》:3.0点
Ondu Greathorn / オンドゥの大角 (3)(白)
クリーチャー — ビースト(Beast)
先制攻撃
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、オンドゥの大角は+2/+2の修整を受ける。
2/3
このカードはアグレッシブなデッキにピッタリだ。
ブロッカーとしては並みの性能だが、《柱平原の雄牛/Pillarfield Ox》(白の4マナ2/4バニラ)の系譜を亡き者にする強さは兼ね備えている。
防御的なデッキに採用する場合には、純粋な上陸クリーチャーとしてはやや評価を落とすだろう。
《オンドゥの蜂起/Ondu Rising》:3.5点
Ondu Rising / オンドゥの蜂起 (1)(白)
ソーサリー
このターン、クリーチャーが1体攻撃するたび、ターン終了時まで、それは絆魂を得る。
覚醒4 ― (4)(白)(この呪文を(4)(白)で唱えたなら、加えて、あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それの上に+1/+1カウンターを4個置く。それは速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。)
このカードはあまり好きになれないが、カードの性能自体は盤面を大きく揺るがすものだろう。
弱い覚醒カードなら唱えるのも躊躇するが、このカードは6マナで4/4速攻絆魂相当であるの加えて、自軍のクリーチャー全てに絆魂を付与するのだから破格のスペックである。
確かに絆魂は1ターンで消えてしまうが、少なくとも4点のライフゲインができれば十分だろう。
覚醒のモードは強力だが、2マナで早いうちに唱えてしまうことも時には重要である。
《次元の激高/Planar Outburst》:4.5点
Planar Outburst / 次元の激高 (3)(白)(白)
ソーサリー
すべての土地でないクリーチャーを破壊する。
覚醒4 ― (5)(白)(白)(白)(この呪文を(5)(白)(白)(白)で唱えたなら、加えて、あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それの上に+1/+1カウンターを4個置く。それは速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。)
相手の覚醒した土地は無視できないが、それでもこのカードの評価が下がることは無いだろう。
相手のクリーチャーをすべて破壊した後に、4/4のクリーチャーが無人の野を駆けるのだから弱いははずがないのだ。
このカードは5マナで唱えても8マナで唱えても強く、劣勢を跳ね返してくれることだろう。
唯一注意するならば、5マナで唱えるときに、自分もクリーチャーをコントロールしているとあまり大きな効果を望めない点で、相手が覚醒した土地をコントロールしているのであれば最悪の一言である。
《隔離の場/Quarantine Field》:5.0
Quarantine Field / 隔離の場 (X)(X)(白)(白)
エンチャント
隔離の場は、(isolation)・カウンターがX個置かれた状態で戦場に出る。
隔離の場が戦場に出たとき、これの上に置かれている・カウンター1個につき、対戦相手がコントロールする土地でないパーマネントを最大1つ対象とし、隔離の場が戦場を離れるまでそれらを追放する。
白は強力な5点カードを手に入れた。
このカードは概ね6マナで唱えることになるだろうが、4マナや8マナで唱えても非常に強力である。
6マナで唱えたら相手の脅威を2つも処理することができ、6マナのカードスペックとしては破格の一言だ。
リミテッドでこのカードを用いたシナジーを考えるのは難しいが、昇華者で追放領域をを利用できるのは特筆に値する。
このカードに戦況をひっくり返される可能性は常に付きまとうが、神話レアというのもあって、他のボムカードに比べたら見かけることは少ないだろう。
《エメリアへの撤退/Retreat to Emeria》:3.0点
Retreat to Emeria / エメリアへの撤退 (3)(白)
エンチャント
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、以下から1つを選ぶ。
・白の1/1のコー(Kor)・同盟者(Ally)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
・ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。
このカードは自身で並べた1/1クリーチャーを2/2に強化でき、能力が自己完結しているのが魅力である。
攻防に渡って多くのデッキで活躍することになるだろう。
産み出すトークンは同盟者であるため、同盟者デッキの完成度を引き上げることができ、同盟者デッキ以外でも1/1トークンを並べることで、常にプレッシャーをかけ続けることができるはずだ。
《乱動の報復/Roil’s Retribution》:1.5点
Roil’s Retribution / 乱動の報復 (3)(白)(白)
インスタント
攻撃かブロックしているクリーチャーを望む数対象とする。乱動の報復はそれらに、5点のダメージをあなたの望むように分割して与える。
戦闘時にしか唱えられない呪文で5マナというのはいささか重い。
なぜなら、せっかく5マナを立ててこのカードを構えていても、相手はプレイングでケアすることができるからである。
このカードを構えているのに相手が攻撃してこなかったらそれは災難であるし、それは往々にしてこのカードをプレイする上で、目の上のたんこぶになりかねない。
このカードの強みは、2体以上の軽いカードを同時に破壊できることであるが、5マナという重さがその強みと噛み合っていない感は拭えない。
《物静かな使用人/Serene Steward》:2.5点
Serene Steward / 物静かな使用人 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric) 同盟者(Ally)
あなたがライフを得るたび、クリーチャー1体を対象とする。あなたは(白)を支払ってもよい。そうしたなら、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
2/2
白に2マナ2/2のカードは欠かせない。それが同盟者であるのであれば尚のことだ。
このカードはライフゲイン手段が無くとも採用に足るスペックを有しているのである。
だからこそと言えば良いのか、ライフゲイン手段を得たときのこのカードの強さは隠れがちであり、ただの2マナクリーチャーとして評価されることも多いと感じる。
このカードは同セットの《二人戦術/Tandem Tactics》と相性が良く、お互いに低いマナ域のカードであるのもマナカーブ的には都合が良い。
ライフゲイン手段や同盟者のシナジーが無いのであればデッキから外してもかまわないが、それでも2マナ2/2の性能を買って採用されることになるのではないだろうか。
《影の滑空者/Shadow Glider》:2.5点
Shadow Glider / 影の滑空者 (2)(白)
クリーチャー — コー(Kor) 兵士(Soldier)
飛行
2/2
リミテッドにおいて3マナ2/2のフライヤーを採用しない理由は無いだろう。
重めのコントロールデッキなら採用されないことがあるかもしれないが、それでもなお採用を検討できるスペックであることは間違いない。
(※筆者注:LSVはこのカードを同盟者と勘違いしていたようですが、それではちょっと強すぎますね。)
《真っ逆さま/Sheer Drop》:3.5点
Sheer Drop / 真っ逆さま (2)(白)
ソーサリー
タップ状態のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
覚醒3 ― (5)(白)(この呪文を(5)(白)で唱えたなら、加えて、あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それは速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。)
このカードは覚醒で唱えたらそれだけでゲームの主導権を握れるほどのスペックであるが、その覚醒コストも6マナと非常に現実的である。
序盤でも終盤でも活躍できる柔軟性と、そのパワフルさはコモンの域を完全に逸していると言っても過言ではないだろう。
問題があるとすれば、ライフが落ち込んでいるときに、本当に破壊したいクリーチャー以外が攻撃してきた時だ。
そうなるとライフを守るために攻撃してきたクリーチャーを破壊せざるを得ないが、そうなると本当に破壊しなければならいクリーチャーを破壊することができなくなってしまう。
白のコントロールデッキを組む理由になる程の強カードであるが、アグロデッキではそのテンポの遅さが致命的になってしまうかもしれない。
《大物潰し/Smite the Monstrous》:3.0点
Smite the Monstrous / 大物潰し (3)(白)
インスタント
パワーが4以上のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
このカードの点数は環境にどれだけ対象となるクリーチャーがいるかに大きく左右されるが、概ねほとんどのデッキに対象となるカードが2枚程度は入っているものと思われる。
序盤に何もできないカードではあるとは言え、対処すべきカードに対処できるのはこのカードの強みであるが、枚数を取りすぎるのは良くない。
デッキに採用するのは2枚程度に抑えるのが賢明だ。
《停滞の罠/Stasis Snare》:4.0点
Stasis Snare / 停滞の罠 (1)(白)(白)
エンチャント
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
停滞の罠が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、停滞の罠が戦場を離れるまでそれを追放する。(そのクリーチャーはオーナーのコントロール下で戦場に戻る。)
インスタントタイミングで撃てる確定除去にケチの一つもある訳がない。
実際このカードは非常に強力で、何枚でも取りたい性能をしている。
《岩屋の衛生兵/Stone Haven Medic》:2.0点
Stone Haven Medic / 岩屋の衛生兵 (1)(白)
クリーチャー — コー(Kor) クレリック(Cleric)
(白),(T):あなたは1点のライフを得る。
1/3
このカードにはライフゲインとシナジーのあるカードが何枚かあり、その存在がこのカードの評価を上げている。
このカードはコントロールデッキにうってつけで、高いタフネスで序盤の攻勢をしのぐことができれば、能力以上のライフをもたらしてくれるはずだ。
コントロールデッキを組むのであれば、他の多くの2マナクリーチャーより優先されるだろう。
二人戦術/Tandem Tactics :3.0点
Tandem Tactics / 二人戦術 (1)(白)
インスタント
クリーチャーを最大2体対象とする。ターン終了時まで、それらはそれぞれ+1/+2の修整を受ける。あなたは2点のライフを得る。
もしコンバットトリックのマーケットがあるなら、このカードは一番の人気商品だろう。
戦闘を重視するデッキには多くの軽量クリーチャーが採用されており、2体のクリーチャーが攻撃を重ねることも珍しくない。
そんなときにこのカードが真価を発揮するだろう。
そうではなくとも、このカードのには2点ライフゲインがあり、多くのカードとシナジーが望める。
このカードはコントロールデッキや、重いカードで戦うデッキを組む際には点数が一段階落ちるが、そのようなデッキですらこのカードが欲しくなる場面が多くあるだろう。
統一戦線/Unified Front :2.0点
Unified Front / 統一戦線 (3)(白)
ソーサリー
収斂 ― 統一戦線を唱えるために支払われたマナの色1色につき、白の1/1のコー(Kor)・同盟者(Ally)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
このカードを採用するデッキは大きく二つあり、一つは3色以上のデッキで、もう一つは言うまでもなく同盟者デッキである。
前者の場合このカードはかなりパフォーマンスの高いカードになり、後者の場合は様々なシナジーが望めるだろう。
《コーの絡め捕り/Kor Entanglers》のような同盟者が戦場に出るたびに能力が誘発するカードを多く採用している同盟者デッキの場合、例え2色しか出なくとも優先的に採用されることになるはずだ。
白のトップコモン5選
1.《真っ逆さま/Sheer Drop》
2.《二人戦術/Tandem Tactics》
3.《大物潰し/Smite the Monstrous》
4.《グリフィンの急使/Courier Griffin》
5.《ギデオンの叱責/Gideon’s Reproach》
白には多くの優秀なコモンが多くある。
中でも《真っ逆さま/Sheer Drop》は最も強力で、相手のクリーチャーを破壊しつつ3/3のクロックを用意できるのだから、コモンにはあるまじきスペックである。
優秀なコンバットトリックも《二人戦術/Tandem Tactics》と《石術師の焦点/Lithomancer’s Focus》の2種類を擁し、相手からすればどちらを構えているのか分からないといった状況に陥るはずだ。
《大物潰し/Smite the Monstrous》と《グリフィンの急使/Courier Griffin》は《真っ逆さま/Sheer Drop》に次ぐ性能で、どちらも十分なスペックを備えている。
《グリフィンの急使/Courier Griffin》は《影の滑空者/Shadow Glider》と《幽霊の歩哨/Ghostly Sentinel》を抑える性能で、まごうことなく白のトップコモンフライヤーであるが、環境次第ではその優先度が入れ替わることもあるだろう。
白には2マナの同盟者が多く、それらはアグレッシブなデッキとコントロールデッキの両方を支える屋台骨になってくれるはずだ。
以上翻訳
語り
【リミテッド】BFZ インスタント、瞬速持ちまとめ【BFZ】
2015年9月25日 【リミテッド】戦乱のゼンディカーのプレリリースもついに明日となりました。
環境に存在するインスタントと瞬速持ちのカードを把握することは、戦闘を優位に進めるためにも欠かせないことです。
今回はそんなインスタントと瞬速持ちのカードを一覧にまとめましたので、是非参考にしてみてください。
無色
《存在の一掃/Scour from Existence》
《タイタンの存在/Titan’s Presence》
白
《取り囲む地割れ/Encircling Fissure》
《ギデオンの叱責/Gideon’s Reproach》
《鼓舞する突撃/Inspired Charge》
《石術師の焦点/Lithomancer’s Focus》
《乱動の報復/Roil’s Retribution》
《大物潰し/Smite the Monstrous》
《停滞の罠/Stasis Snare》
《二人戦術/Tandem Tactics》
青
《逆境/Adverse Conditions》
《予期/Anticipate》
《払拭/Dispel》
《手酷い失敗/Horribly Awry》
《乱動魔道士の計略/Roilmage’s Trick》
《風への散乱/Scatter to the Winds》
《呪文萎れ/Spell Shrivel》
黒
《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap》
《完全無視/Complete Disregard》
《墓の出産/Grave Birthing》
《荒廃の一掴み/Grip of Desolation》
赤
《多勢/Outnumber》
《石の怒り/Stonefury》
《確実な一撃/Sure Strike》
《敵対/Turn Against》
《火山の隆起/Volcanic Upheaval》
緑
《大自然の注入/Infuse with the Elements》
《自然の繋がり/Natural Connection》
《垂直落下/Plummet》
《成長のうねり/Swell of Growth》
異常な攻撃性/Unnatural Aggression
マルチ
《粗暴な排除/Brutal Expulsion》
《ウラモグの失却させるもの/Ulamog’s Nullifier》
雑感
各色のインスタントと瞬速持ちのカードの総数は以下の通りです。
枚数だけを見れば白と青に集中していますが、青はリミテッドでやや使いづらい打消し呪文が多い一方、白は単純な除去やコンバットトリックが充実しています。
瞬速持ちのクリーチャーは青黒4マナ2/3の《ウラモグの失却させるもの/Ulamog’s Nullifier》だけであることを覚えておくべきでしょう。
《呪文萎れ/Spell Shrivel》をケアするために4マナを浮かせておかなければならなかったり、インスタントタイミングで上陸を誘発する《自然の繋がり/Natural Connection》と《成長のうねり/Swell of Growth》に注意が必要であるなど、戦乱のゼンディカー特有のテクニックもいくらか存在するようです。
語り
環境に存在するインスタントと瞬速持ちのカードを把握することは、戦闘を優位に進めるためにも欠かせないことです。
今回はそんなインスタントと瞬速持ちのカードを一覧にまとめましたので、是非参考にしてみてください。
無色
《存在の一掃/Scour from Existence》
Scour from Existence / 存在の一掃 (7)
インスタント
パーマネント1つを対象とし、それを追放する。
《タイタンの存在/Titan’s Presence》
Titan’s Presence / タイタンの存在 (3)
インスタント
タイタンの存在を唱えるための追加コストとして、あなたの手札から無色のクリーチャー・カードを1枚公開する。
クリーチャー1体を対象とする。それのパワーが公開したカードのパワー以下なら、それを追放する。
白
《取り囲む地割れ/Encircling Fissure》
Encircling Fissure / 取り囲む地割れ (2)(白)
インスタント
対戦相手1人を対象とする。このターン、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー与えるすべての戦闘ダメージを軽減する。
覚醒2 ― (4)(白)(この呪文を(4)(白)で唱えたなら、加えて、あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それの上に+1/+1カウンターを2個置く。それは速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。)
《ギデオンの叱責/Gideon’s Reproach》
Gideon’s Reproach / ギデオンの叱責 (1)(白)
インスタント
攻撃かブロックしているクリーチャー1体を対象とする。ギデオンの叱責はそれに4点のダメージを与える。
《鼓舞する突撃/Inspired Charge》
Inspired Charge / 鼓舞する突撃 (2)(白)(白)
インスタント
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+2/+1の修整を受ける。
《石術師の焦点/Lithomancer’s Focus》
Lithomancer’s Focus / 石術師の焦点 (白)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受ける。このターン、無色の発生源からそのクリーチャーに与えられるすべてのダメージを軽減する。
《乱動の報復/Roil’s Retribution》
Roil’s Retribution / 乱動の報復 (3)(白)(白)
インスタント
攻撃かブロックしているクリーチャーを望む数対象とする。乱動の報復はそれらに、5点のダメージをあなたの望むように分割して与える。
《大物潰し/Smite the Monstrous》
Smite the Monstrous / 大物潰し (3)(白)
インスタント
パワーが4以上のクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
《停滞の罠/Stasis Snare》
Stasis Snare / 停滞の罠 (1)(白)(白)
エンチャント
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
停滞の罠が戦場に出たとき、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、停滞の罠が戦場を離れるまでそれを追放する。(そのクリーチャーはオーナーのコントロール下で戦場に戻る。)
《二人戦術/Tandem Tactics》
Tandem Tactics / 二人戦術 (1)(白)
インスタント
クリーチャーを最大2体対象とする。ターン終了時まで、それらはそれぞれ+1/+2の修整を受ける。あなたは2点のライフを得る。
青
《逆境/Adverse Conditions》
Adverse Conditions / 逆境 (3)(青)
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
クリーチャーを最大2体対象とし、それらをタップする。それらのクリーチャーは、それらのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(1)を加える。」を持つ。
《予期/Anticipate》
Anticipate / 予期 (1)(青)
インスタント
あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを見る。そのうち1枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
《払拭/Dispel》
Dispel / 払拭 (青)
インスタント
インスタント呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
《手酷い失敗/Horribly Awry》
Horribly Awry / 手酷い失敗 (1)(青)
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
点数で見たマナ・コストが4以下のクリーチャー呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。
《乱動魔道士の計略/Roilmage’s Trick》
Roilmage’s Trick / 乱動魔道士の計略 (3)(青)
インスタント
収斂 ― ターン終了時まで、対戦相手がコントロールするクリーチャーは-X/-0の修整を受ける。Xは、乱動魔道士の計略を唱えるために支払われたマナの色の総数に等しい。
カードを1枚引く。
《風への散乱/Scatter to the Winds》
Scatter to the Winds / 風への散乱 (1)(青)(青)
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
覚醒3 ― (4)(青)(青)(この呪文を(4)(青)(青)で唱えたなら、加えて、あなたがコントロールする土地1つを対象とする。それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それは速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。)
《呪文萎れ/Spell Shrivel》
Spell Shrivel / 呪文萎れ (2)(青)
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
呪文1つを対象とする。そのコントローラーが(4)を支払わないかぎり、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消されたなら、それをオーナーの墓地に置く代わりに追放する。
黒
《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap》
Altar’s Reap / 祭壇の刈り取り (1)(黒)
インスタント
祭壇の刈り取りを唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
カードを2枚引く。
《完全無視/Complete Disregard》
Complete Disregard / 完全無視 (2)(黒)
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
パワーが3以下のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
《墓の出産/Grave Birthing》
Grave Birthing / 墓の出産 (2)(黒)
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の墓地からカードを1枚追放する。あなたは無色の1/1のエルドラージ(Eldrazi)・末裔(Scion)クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それは「このクリーチャーを生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(1)を加える。」を持つ。
カードを1枚引く。
《荒廃の一掴み/Grip of Desolation》
Grip of Desolation / 荒廃の一掴み (4)(黒)(黒)
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
クリーチャー1体と土地1つを対象とし、それらを追放する。
赤
《多勢/Outnumber》
Outnumber / 多勢 (赤)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。多勢はそれに、あなたがコントロールするクリーチャーの総数に等しい点数のダメージを与える。
《石の怒り/Stonefury》
Stonefury / 石の怒り (3)(赤)(赤)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。石の怒りはそれに、あなたがコントロールする土地の総数に等しい点数のダメージを与える。
《確実な一撃/Sure Strike》
Sure Strike / 確実な一撃 (1)(赤)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+0の修整を受けるとともに先制攻撃を得る。
《敵対/Turn Against》
Turn Against / 敵対 (4)(赤)
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
《火山の隆起/Volcanic Upheaval》
Volcanic Upheaval / 火山の隆起 (3)(赤)
インスタント
土地1つを対象とし、それを破壊する。
緑
《大自然の注入/Infuse with the Elements》
Infuse with the Elements / 大自然の注入 (3)(緑)
インスタント
収斂 ― クリーチャー1体を対象とし、それの上に+1/+1カウンターをX個置く。Xは、大自然の注入を唱えるために支払われたマナの色の総数に等しい。ターン終了時まで、そのクリーチャーはトランプルを得る。
《自然の繋がり/Natural Connection》
Natural Connection / 自然の繋がり (2)(緑)
インスタント
あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それをタップ状態で戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
《垂直落下/Plummet》
Plummet / 垂直落下 (1)(緑)
インスタント
飛行を持つクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。
《成長のうねり/Swell of Growth》
Swell of Growth / 成長のうねり (1)(緑)
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受ける。あなたは、あなたの手札から土地カードを1枚戦場に出してもよい。
異常な攻撃性/Unnatural Aggression
Unnatural Aggression / 異常な攻撃性 (2)(緑)
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
あなたがコントロールするクリーチャー1体と対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。その前者はその後者と格闘を行う。このターンにその後者が死亡するなら、代わりにそれを追放する。
マルチ
《粗暴な排除/Brutal Expulsion》
Brutal Expulsion / 粗暴な排除 (2)(青)(赤)
インスタント
欠色(このカードは無色である。)
以下から1つまたは両方を選ぶ。
・呪文1つかクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。粗暴な排除はそれに2点のダメージを与える。このターンにそのパーマネントが墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。
《ウラモグの失却させるもの/Ulamog’s Nullifier》
Ulamog’s Nullifier / ウラモグの失却させるもの (2)(青)(黒)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi) 昇華者(Processor)
欠色(このカードは無色である。)
瞬速
飛行
ウラモグの失却させるものが戦場に出たとき、呪文1つを対象とする。あなたは追放領域から対戦相手がオーナーであるカードを2枚、それらのオーナーの墓地に置いてもよい。そうしたなら、それを打ち消す。
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雑感
各色のインスタントと瞬速持ちのカードの総数は以下の通りです。
・白:8枚
・青:7枚
・黒:4枚
・赤:5枚
・緑:5枚
・青赤:1枚
・青黒:1枚
枚数だけを見れば白と青に集中していますが、青はリミテッドでやや使いづらい打消し呪文が多い一方、白は単純な除去やコンバットトリックが充実しています。
瞬速持ちのクリーチャーは青黒4マナ2/3の《ウラモグの失却させるもの/Ulamog’s Nullifier》だけであることを覚えておくべきでしょう。
《呪文萎れ/Spell Shrivel》をケアするために4マナを浮かせておかなければならなかったり、インスタントタイミングで上陸を誘発する《自然の繋がり/Natural Connection》と《成長のうねり/Swell of Growth》に注意が必要であるなど、戦乱のゼンディカー特有のテクニックもいくらか存在するようです。
語り