ルール記事第二回は戦乱のゼンディカーで登場した新しい能力「欠色」について!

この能力を一言でまとめると「このカードは無色である」と非常にシンプルですが、少し詳しく見ていきましょう。


①欠色持ちのカードは単に無色である。故にマナシンボルに色を含んだとしても無色である。赤であり無色であるや黒であり赤であり無色であるとはならない。


《希望を溺れさせるもの/Drowner of Hope》はマナコストが(5)(青)であるが無色である。青ではない。


②もし他のカードの効果で欠色持ちのカードに色を与えた場合はその与えた色になる。無色でありその色であるとはならない。


《真に暗き時間/Darkest Hour》(すべてのクリーチャーは黒である)が場にあるときの《塵の予言者/Oracle of Dust》は黒である。


③欠色持ちのカードはすべての領域で無色である。ライブラリー、手札、墓地、追放領域、スタック、ゲーム外、何処にあろうと無色である。


緑のカードをライブラリーからサーチするカードで、《血統の観察者/Brood Monitor》はサーチできない。


プロテクション(赤)を持っているクリーチャーを《粗暴な排除/Brutal Expulsion》で対象にとったりダメージを与えたりできる。


《氷固め/Encase in Ice》で戦場の《血統の観察者/Brood Monitor》を対象に取ることはできない。


《血統の観察者/Brood Monitor》は《瞬間凍結/Flashfreeze》で打ち消されない。


④カードが欠色能力を失っても以前として無色である。

詳しくは割愛しますが、興味のある人は「特性定義能力」を調べてみてください。

(※参考:http://mtgwiki.com/wiki/%E7%89%B9%E6%80%A7%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E8%83%BD%E5%8A%9B)


⑤欠色能力はカードの色にのみ作用する。カードの固有色には影響を及ぼさないため、赤緑の統率者のデッキに固有色が青である《塵の予言者/Oracle of Dust》を採用することはできない。

(※:固有色とは、カードの色、マナシンボルの色、ルール文章に含まれるマナシンボルの色によって決まる色のことで、マナシンボルに青を含む《塵の予言者/Oracle of Dust》の固有色は青になります。)



欠色に関しては以上です。

⑤に関しては僕もどっちかわからず、友人のレベル1ジャッジや、ショップ店員に質問してきました。笑

次回は……嚥下及び昇華者の持つ能力についてまとめていこうと思います。

お付きあいありがとうございました。



りゅーき

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